相続税 税率

相続税の税率とは?

相続税の税率についてですが、日本の所得税ではいわゆる超過累進税率という金額が増えれば増える程税率が上がっていくシステムになっています。

その結果、相続税率は以下のようになっています。
なお、この数字は2011年1月1日以降に相続があった場合(亡くなった場合)での相続税率です。

見て分かるように「法定相続分に応ずる取得金額」とあります。
どういうことかというと、法定相続分で分けた財産に対してこの税率を使うということになります。

つまり法定相続人が配偶者と子供二人で、基礎控除控除後の財産が1億円だった場合にはこうして計算します。
ちなみにこの場合の法定相続分は配偶者1/2で子ども2人は1/4となります。

妻:1億円×1/2=5000万円
5000万円×20%-200万円=800万円

子ども:1億円×1/4=2500万円
2500万円×15%-50万円=325万円(子ども1人分の金額)

次はもう少し具体的に見ていきましょう。

相続税の税率を使った計算例

相続税の税率を使った計算例を説明します。
今回はこちらの一家に登場していただきます。

父:Aさん
母(配偶者):Bさn
息子:Cさん
娘:Dさん
この4人が登場人物で、バリバリ稼いでいたAさんが亡くなりました。
ちなみにこの時の相続人は、「配偶者と子2人」の3人ですので法定相続分にすると
Bさん:1/2
Cさん:1/4
Dさん:1/4
となります。

Aさんは預金と不動産で1億1千万円ありましたがAさん死亡時にまだ払っていなかった税金と葬式費用が1千万円ありました。

つまりAさんの財産総額は1億1千万円ー1千万円でぴったり1億円です。
そして相続人が3人いるので基礎控除額は3000万円+600万円×3人で4800万円になります。
基礎控除に関してはこちらを参考にして下さい → 相続税 基礎控除

財産から基礎控除額を控除した金額は5200万円となります。
5200万円を法定相続分で分けます。
配偶者B:2600万円
子どもC:1300万円
子どもD:1300万円
となります。

この2600万円と1300万円に税率を課すことになります。
先ほどの税率はこちらです。

するとこうなります
Bさんは2600万円ですので、3000万円以下となります。
なので
2600万円×15%-50万円=340万円

Cさんは1300万円で同じく3000万円以下となります。
そのため
1300万円×15%-50万円=145万円

DさんはCさんと同じで145万円となります。
なので、合計は340万円+145万円+145万円=630万円になります。

このように、財産が確定し、それを法定相続分で分けてからこの税率を使う、ということを理解してもらえれば良いのかな?と思います。

ちなみに実際の財産分割割合が法定相続分とは異なる数値でも税金計算のために計算上は法定相続分で分けることになりますのでご注意ください。

この金額を実際の相続割合で分けます。

今回の例だと配偶者Bがすべての財産を相続したらBが630万円を納めることになります。

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